きゅうりの栄養
きゅうりの栄養
夏野菜の代表,きゅうり。生でサラダや野菜スティックにしたり,漬物で食べたり,酢の物にしたり,と日本の食卓では,定番中の定番野菜として不動の地位を確立しています。ここまで昔の人がこだわって食べてきた野菜なのだから,さぞや栄養価たっぷりなのだろう,と思うかも知れません。しかし実は,95パーセントほどは水分です。つまり,大した栄養はありません。ギネスブックに,「最小栄養素の野菜」として記録されているほどです。ですから,昔から栄養野菜として食べられてきた,という訳ではなく,ポリポリとした食感やその鮮やかなグリーンの色などを楽しむ野菜,と言えるでしょう。ほとんど栄養がないのにここまでメジャーになったというのに驚きです。
きゅうりの効果
きゅうりにはあまり栄養がない,と言っても,全く栄養価がないという訳ではありません。きゅうり特有の栄養もあります。きゅうりに含まれている栄養素としては,ビタミンC,カリウム,カロチンなどが挙げられます。カリウムは,細胞内の余分の水分を排出する働きがありますので,むくみを解消するのに効果があります。また,きゅうりにはイソクエルシトリンというフラボノイドがあり,こちらもむくみを解消する働きがあり,利尿作用のある栄養素です。それできゅうりを,膀胱炎や腎炎などによるむくみを取るための応急処置として,そのままかじるということもされます。水分の多さと利尿作用でむくみ解消にダブルで効果を発揮するという訳です。
スキンケアでのきゅうりの使い方
きゅうりは食べる以外にも使う方法があります。よく女性が,きゅうりの薄切りを顔中にペタペタ貼り付けている様子が描かれますが,きゅうりは肌のほてりを取って引き締める働きをしてくれます。いちいち薄切りにしたり貼り付けたのが落ちてきたりするのが面倒であれば,すりおろしたりジューサーに掛けたりしても構いません。きゅうりの汁をそのまま顔に付ければ,きゅうり化粧水になります。10分ほどしたら,キレイに洗い流してください。きゅうりの汁に小麦粉やオリーブオイルを混ぜたものは,パックとして使うこともできます。夏野菜だけあって,夏の肌に良いという効果もあります。このような使い方をするときには,かぶれたりしないか事前に確認をしてください。
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