退職金を運用する
退職金を運用する
平均寿命が延びた現在,退職後の生活資金が以前より必要になりました。仕事を辞めても,退職金である程度生活していける,と思っていたのは過去の話です。退職後の再就職についてはいろいろ議論されているようですが,それよりも自分で手を打つことを考えなければいけません。その一つの方法が運用です。上手に退職金を運用するなら,退職金と公的年金とで安定した老後を送ることができます。実際に運用を始める前に,まず現在の資産や今後の出費などから運用に当てられる資金を算出することが必要です。それを何のために,どの程度の金額を目標として運用するかも考えなければいけません。そのような土台があると,運用方法の選択も行ないやすくなるでしょう。
退職金運用の方法
退職金を運用する一つの方法は,預貯金です。いくらか金利が上がりつつありますが,まだ運用していると言えるほどの利息は得られませんから,他の方法と組み合わせるのが良いかも知れません。少なくとも定期預金は必要です。それも,多くの銀行では退職金限定の定期預金がありますので,利用すると良いでしょう。他の運用方法として活用できる金融商品は,国債などの債権です。個人向け国債が定着してきましたが,社債や外国債より比較的安心感があり,預貯金の次にリターン・リスクが高い商品ですから,運用の第一歩として始められます。他には,株式や投資信託などがありますが,リスクが高くなりますので,十分検討してからにしましょう。
退職金運用のリスク
退職金を積極的に運用するとなると,当然リスクを考えておかなければいけません。ローリスク・ハイリターンというものは,存在しません。リスクとリターンのバランスや許容度で決定することになると思います。そこで,株式投資など,ある程度のリスクを覚悟しなければいけない方法で運用する場合は,少額から始めると良いでしょう。最近では株主への配当を優先している企業も多いですから,預金より多くの利益を得ることが期待できます。また,株主優待は家族として嬉しい運用益かも知れません。運用に使う額を増やすとしても,株式の銘柄や金融商品を分散させることで,リスクを低減させることができます。目的にあわせて,分散投資をすることが大切です。
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